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はじめての中央ヨーロッパ旅☆vol.17
2010年4月3日〜10日、女3人で中欧へ行ってきました。
*チェコ<プラハ>
*オーストリア<ウィーン>
*スロバキア<ブラチスラバ>
*ハンガリー<ブタペスト>
ご一緒に旅するように見ていただけると、
また、旅のご参考になればうれしいです*

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わー、カッコイイ。
あ、ゴメンナサイ。
おじさんが、ではなくって(笑)、この鳥が。
これは、ハヤブサかなあ?
おじさんはのんびりとおやつを食べてるけど、
それを盗み食べすることもなく、じいっとしてる。
きょろっとした目は、素晴らしいハンターというより、
愛嬌のあるかわいい目。
ふとおじさんを見てみると、ん?この髪型、いったいどうなってるの?
猫がいたら、きっと手を出したくなるだろうなあ。ぷぷぷ







*ハンガリー☆聖イシュトヴァーン大聖堂*
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さて、ここは<聖イシュトヴァーン大聖堂
1851年に建設がはじまり、完成したのは1905年。
50年もの月日をかけて出来上がった、
ブタペスト随一の大聖堂なんだとか。
高さは96m、んー、大きい!
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<イシュトヴァーン>とはハンガリー国王で、1083年に聖人となった。
ステンドグラスにもイシュトヴァーンが。
そして、祭壇にもキリストではなくイシュトヴァーン。
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天井や壁面は、フレスコ画や細工が施されている。
チェコの、ちょっとチープな感じとは違い、
こちらは精密かつ、豪華絢爛。



*ハンガリー☆漁夫の砦*
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次に向かった先は<漁夫の砦>と呼ばれる場所。
ネオロマネスク様式の尖塔と回廊。
砦といっても、戦いに使われたものではなく、第二次世界大戦後、
オレンジに見える屋根の<マーチャーシュ教会>の改築の際、
建築家シュレックが建造したんだとか。
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階段をてくてくと登ってゆくと、
白いいくつもの尖塔が立っていて、今までの建物とは違う雰囲気。
広場には、これまた<イシュトヴァーン>の像もあった。
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そして☆この広場には鳥が2羽。
鷲?と、ハヤブサ?
鷲らしき方は、結構やんちゃらしく、しっかり台に繋がれている。
ハヤブサらしき方は、おじさんの腕に乗って、おとなしい。
ハヤブサは、お金を払うと、手に乗せて写真を撮れる様子。
時間もないので、わたしは女の子が体験するのを横から拝見☆
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うぷぷ。
このハヤブサくん、知らない人の腕に乗ってるのが不安なのか、
おとーさん(おじさん)の方をじーーーっと凝視。

「モーイイデヤンスカ?」

って、なんとなく我が家の猫すあま口調で訴えてるみたい。
この後、すぐにおとーさんの元へ飛んで戻ってしまった。
ふふふ、なんだかかわいいなあ。

そして、この場所はかなりの高台にあるので。
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この砦からの眺めも美しい。
ふふ、下に見えるドナウ川を、昨日はクルーズしたのよね。



*ハンガリー☆マーチャーシュ教会*
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漁夫の砦>の奥にあるのが<マーチャーシュ教会
正式名称は<聖処女マリア教会
この教会も長い歴史があり、最初に建てられたのは13世紀半ば。
ロマネスク様式で建てられていたが、
14世紀にはゴシック様式で建て直された。
ブタがトルコに占領された約150年間は、キリスト教会ではなく、
アラー神への礼拝のためのモスクになり、
17世紀に再びカトリック教会に戻り、バロック様式に改装。
その後、第二次世界大戦後、皇帝の命により、
建築家シュレックによりゴシック様式に戻されたのだとか。
ふぅ〜、すごい歴史を過ごしてきた建物なんだなあ。
そして、オレンジの屋根部分は、ジョルナイ製の陶器なんですって。
完成された、美しい模様にうっとり。
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中に入ると、これまた豪華。
天井のアーチが美しい。
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だけどこの内装も、今はこんな感じだけれど、
かつては様々な姿をしていたんだろうな〜
モスク時代は、フレスコ画は塗りこまれてしまっていたんだそう。
歴史の深さに、ちょっと圧倒されてしまう。
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このステンドグラスは、馬?羊?山羊?
じーっと見据える目力に、ドッキドキ。
このステンドグラスは、古くからあるものではないだろうけれど、
なんだかすべてを見て、悟ったかのような表情をしてる気がする。

「フフ ヨクワカッタナ」

そう呟かれたら、ヒヤリとしそう。


vol.17終わり
vol.18へつづく......
vol.1から読む
by mi-mian | 2010-05-04 21:05 | *中欧旅
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