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ふたりの☆おじいちゃん
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わたしのふたりのおじいちゃんは、ソラの住人。
数年前、お正月に旅立った父方のおじいちゃん。
命日の晴れた青空は、
「アケマシテオメデトウゴザイマス」
おじいちゃんからの挨拶のよう。

母方のおじいちゃんは、わたしが小さな頃にソラへ。
わたしの持つ思い出は少ないけれど、
昨年、とても素敵なものを引き継いだ。







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1月3日の命日は、お墓参りへ。
上野の不忍池は、咲き終えた蓮の葉でいっぱい。
大きくソラへ向って傘のような葉を広げる蓮。
茶色になると、すぼんで下を向くのか〜
まるで渋い色のドレスのスカートのよう。
踊るように水面に揺れることを、この日、はじめて気がついた。
なんだか、いそいそと、意中の相手の元へと移動してるみたい。
ふふふ、かわいい。
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池の周りでは、のんびりと生命が息づく。
お正月独特の空気感が気持いい。
こんな空気を味わえるのは、おじいちゃんのお陰かも?
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1月4日は、遅ればせながら書き初めを。
ずーーっとやっていなかった行事だけれど、
母方のおじいちゃんの硯箱を引き継ぐ事になったので。
折角だからと、今年からはじめることに。
これを最後に使ったのは、元気な頃のおじいちゃん。
だから、今日から、止まった硯箱の時が動き出すのだ。
そう思うと、なんだかドキドキ。
そっと墨を摺りはじめると、硯が黒く光る。
漆黒に摺り上がってゆく墨を見ていると、波形の心が静かになった。
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おじいちゃんの筆と、墨を使って、
主人とふたり、今年の目標を思うままに書いてみる。
うぷぷ、久しぶりの筆はむずかしく、酷い字。
思わず「字を上手くしましょう」と、目標を加えてみた(笑)
でも、こうやって書いてゆく事って、とっても楽しい。

今年の最後には、この目標の採点をしようと思う*
さて、結果はどうなるかしら?

そして、ふたりのおじいちゃんに、ありがとうを。
来年は、もうちょっと上手く書くからね!.....たぶん。
by mi-mian | 2009-01-04 21:23 | *うれしい出来事
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