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ふらり東御市散歩☆vol.1
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まるで、ゼリーで固められたような、
ぷるぷると瑞々しいお花たち。
古い桶にいれられたお花と緑は、
その美しさを閉じ込められたかのよう。
外は暗く、雨がパラパラ、時にザーザー。
お散歩にはテンションが下がる日だったけれど、
立ち寄った場所の広い玄関で迎えてくれたのは、
こんな粋な花たちだった。







*東御市の海野宿*
8月10日(月)、大雨。
大雨、なんだけど........
お休みの取れた主人と計画していたドライブへ。
目的地は軽井沢の先<東御市にある海野宿>
これ、読み方は<トウミシにあるウンノジュク>と読む。
ウウーン、ムズカシイデスネ〜

さて、長野道<東部湯の丸I.C>で高速道路を降り、30分程。
海野宿の駐車場(300円)に到着!
行きには豪雨だったけれど、だいぶ小雨になり、ほっ。
早速宿場町を散策しましょう。
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駐車場で頂いた資料によると、なになに?
左は<袖卯建(そでうだつ)>というんだそう。
<卯建(うだつ)>とは、<火返し>とも呼ばれていて、
その名の通り、防火壁の役割をしていたんだそう。
裕福な家しか、この卯建を作ることが出来なかったとか。
なので、ぐずぐずして一向に出世できないことを、
<うだつがあがらぬ>という言葉で現したんですって。
ふむふむ。

ここは車も通る宿場町。
左が歩道、右が車。
右に居て写真を撮るにはちょっと注意が必要だけれど、
静かでいいところだなあ。
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いろんなお家に朝顔が植わっている。
それは、みんなお揃いの青い朝顔。
朝顔のカーテンは、見た目にもとっても涼しげ。
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苔玉が吊るされていて素敵なお家だなーと近寄ったら。
<防犯当番>の札が。
きっと、町の方がみんなで協力して町を守っているんだろうな。
暮らしを感じる宿場町の雰囲気、いいじゃないですか*
ふっふっふ


*海野宿歴史民俗資料館*
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「ここは入ってみたい」

主人がいうので、入ってみましょうか。
海野宿歴史民俗資料館>(入館料大人200円)
すると、玄関に奇麗なお花が。
ふふふ、いいなあ、こういう飾り方。
この建物は、江戸時代寛政年間(1790年頃)に建てられたものなんだそう。
歴史のある建物なんですねえ。
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あ、ここにもお花が*
ここには、豪族海野氏に関するもの、海野宿に関するもの、
当時使われていたものなどが展示されている。
何気ない日用品も飾られているのがいいな。
時代を超えて来たものって、やっぱり絵になる。
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これはなんだろう?
<わんようポンプ>???
わんちゃん専用のポンプ?.....ソンナバカナ。

後で調べてみたら、漢字で書くと分かりやすく、<腕用ポンプ>
腕で水をくみ上げ、消火するためのポンプ。
うはは、そうよね、わんちゃん専用であるはずがない(笑)
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海野宿は、明治時代になると、養蚕・蚕種業で栄えたんだとか。
<神の虫>と書いて、<カイコ>と読む。
なるほど、確かに当時ここでは、
まさに富をもたらしてくれる、神の虫だったのだろうなあ。
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★施設の情報★

■海野宿歴史民俗資料館
長野県東御市本海野1098
TEL.0268・64・1000
OPEN/9:00〜16:00
定休日/年末年始(12/26〜1/10頃まで)
★MAPはコチラ(マークの場所です)



vol.1終わり
vol.2へつづく......

by mi-mian | 2009-08-18 14:48 | *長野旅
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